ABOUT PROGRAM

MY TREE 子育てプログラムとは?

子育てに不安や苦しさを感じている親・あるいは子育てについてもっと深く学びたいすべての人への支援プログラムです。
「MY TREE ペアレンツ・プログラム®」の方法論・技法を活用して親、里親、保育者などがセルフケアと問題解決力を高めるスキルを身につけます。

  • 対象者

    子育てに携わるすべての人 (親、里親、保育者など)
    特に、子育てに苦しさを感じている人が、体罰やネグレクトに陥らないためのスキルに焦点をあてています。

  • プログラムの目的

    「セルフケア」と「問題解決力」を高めるスキルを身につけることを目的とします。

  • 参加費

    プログラムの提供者・組織によって様々

使用するテキスト

「気持ちの本」/森田ゆり 作

子どもたちが描いたいろんな気持ちの絵を見ながら、気持ちを言葉にして考える大切さを学びます。

「しつけと体罰」/森田ゆり 著

「しつけ」と「体罰」は何が違うのか。体罰は子どもにどんな影響を与えるのか。子どもと良い関係を築く方法を提案します。

3冊の小冊子

エンパワメントの道具箱・小冊子シリーズ№1~3 森田ゆり著
№1 「心の応急手当 :子どもの虐待をなくすためにあなたができる大切なこと」
№2 「怒りの仮面 :傷ついた心の上に」
№3 「ALOHA KIDS YOGA (アロハ キッズ ヨーガ)」

PROGRAM COMPOSITION

MY TREE 子育てプログラムの構成

  • Session.1

    安心な出会いの場

    • 目的 約束事
    • 瞑想ボディワーク わたしの木(止観瞑想)
    • ソマティック・アプローチ *soma(ソーマ)とはギリシャ語で生きた身体の意
    • 泣く力は「生きる力」ヤダヤダワーク
    • 人権とは「生きる力」のこと
  • Session.2

    体罰の6つの問題

    • エンパワメント・アプローチ 氷山のたとえ
    • MY TREE アクティビティ
  • Session.3

    気持ちのワーク

    • 「気持ちの本」を使って、 家庭で、子どもの施設で、学校で、気持ちのワークをする
    • 親が子どもの気持ちを聴くときのスキル
    • 親が自分の気持ちを言葉にして伝える練習
    • <心の応急手当>のスキル
  • Session.4

    体罰に代わる10のしつけの方法

    • ピーストーク:子どもどうしの喧嘩の対処法
  • Session.5

    <怒りの仮面:傷ついた心の上に>

    • 二つのタイプの怒り
    • 怒りは大切な感情
  • Session.6

    楽しい子育て7つのコツ

    • そのコツ1 しつけ糸のように
    • そのコツ2 子どもを尊重する 自分を尊重する
    • そのコツ3 子どもの力への信頼
    • そのコツ4 比較しない
    • そのコツ5 子どものほめ方を知る
    • そのコツ6 今を子どもと楽しむ

    「レジリアンスとは、人が誰でも生まれながらにして持つ生きる力の回復のこと」
    「泣く子は弱いのではない。泣きたいときに泣ける子こそが強くなる。
    泣く力とは生きる力の回復=レジリアンスなのだから。」(「多様性とエンパワメント:競争から共生へ」より)

  • Session.7

    家族ミーティングの開催

    • トーキンググッズを使って、子どもの発言も尊重される安心な場作り
    • ロールプレイで練習